2012年04月08日

カラコルムでパキスタン兵生き埋め、ギルギットに足止めの77人 極限の1人旅


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120408/asi12040817350004-n1.htm
パキスタン軍救援機がギルギット到着 足止めの邦人77人、イスラマバードへ
2012.4.8 17:34

 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン北部でイスラム教スンニ派とシーア派住民が衝突し、ギルギットと近郊のフンザで観光客ら日本人77人が足止めされている問題で、現地へ救援に向かっていたパキスタン軍のC130輸送機が8日正午(日本時間午後4時)ごろ、ギルギットの空港に到着した。在パキスタン日本大使館が明らかにした。

 ギルギット市内の日本人は全員空港に到着している。フンザ周辺の日本人らが輸送機に乗り込み次第、イスラマバードへ向けて出発するという。

 昨年は、1人でネパールに飛び、マウンテン・フライトで世界最高峰エベレスト(サガルマータ)8848m、4位ローツェ8516m、5位マカルー8462m、6位チョ・オユー8201m、ブッダ誕生の地ルンビニー、ポカラやナガルコットを訪れた。今日はブッダの誕生日、灌仏会である。
 ところで、世界に8000m峰は14座あるが、雨季にも関わらず、幸いなことに、そのうち、10位アンナプルナ8091m、7位ダウラギリ8167m、8位マナスル8156m、など7峰ほどを見ることができた。
http://cnxss.seesaa.net/article/227816865.html

 しかし、以前にパキスタンで、1週間以上待って、世界2位の高峰K2(8611m)や9位ナンガ・パルパット8125m、11位ガッシャブルムT8080m、13位ガッシャブルムU8035m、12位ブロードピーク8047mを見たことがあり、こっちの方が圧倒的に自慢になる。最後の方は怪しいが、ともかく、8000m峰の過半数を見たことになる。

 そもそも、カラコルムに行こうと思い立ったのは、ニッパの督永さんのスカルドゥ旅行記や「オバハンからの気まぐれ通信」を読んだのが始まりで、マイレージが溜まったので、ラホールまで飛んで、PKでイスラマパードまで飛び、ニッパに出向いた。督永さんは運悪く不在で、スタッフと話したが、日本語のできるガイド付きで高いもんだから、1人で行くことにした。こういう具合で会ったことはないが、督永さんは現地で結婚して在住しているので、とにかく詳しい。
 ただし、感じ方は違う。ギルギットなんかフンザへの観光ルートなので、ここに観光客が宿泊していたのは当然すぎるほど当然。「自己責任」というコネ済みとかいう首相の常套句を出すのはどうしてなのだろうか。観光地に観光客が居て、ホテルに足止めされた。それをその国の軍用機で運んだ。それに、パキスタンの軍用機を飛ばすのに、日本政府がタダということはない。邦人保護からも当然の業務である。国会議員の接待なんかよりははるかに意義のあることだ。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/
オバハンからの気まぐれブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kimagure_obahan
GW(旧)北方地域へ行く人は注意〜
2012/4/5(木) 午後 9:54

まずは昨日の続き。 アメリカから「身柄拘束につながる情報」について懸賞金をかけられた当のご本人、昨日早々にイスラマバード近郊で記者会見。 「私はここにいる。米国は懸賞金を私によこすべきだ」と米国を挑発し、悪化している米パ関係に波紋を広げていると。なかなかやるなぁ〜〜〜〜〜 
パキスタン政府はムンバイ同時テロの後、ハフィーズを一時自宅軟禁としたが、テロに関わった証拠はないとして釈放。今回の懸賞金に対しても「(容疑の)具体的な証拠を求めたい」とアメリカに対して不快感を表明したと伝えられている。アメリカはインドとなんぞ密約を交わした結果、こうした行動に出たのであろうな。

さてさて世界中は諸般の事情で治安悪化がエスカレートするばかりだ。これ等には(ディスインフォメーションも含め)「色々な情報」を手軽に得られるようになったことや、人間そのものの感情表現がストレートになったこと、押さえつけられていたモノの爆発等、「赤信号、みんなで通れば怖くない」式の心理があるのだろうか。
オバハンにとって気になる治安は、ギルギット・バルチスターン州(旧北方地域)での悪化。 オバハンが想像するに… 2年近く前の選挙で旧北方地域の主席大臣に少数派であるシーア派が選ばれたこともあるのではないかと…   選挙結果なんだから納得すれば良いと思うのは近代教育を受けた人間だけで、今まで「力」で結果を得て来た人間には納得し難いのであろう、シーア派・スンニー派の溝は深まるばかりだ。

2月下旬、カラコルム・ハイウエーを走行中のバスがコーヒスタンで襲撃され、乗客18名が惨殺。バスから乗客1人1人を降ろして身分照明者を提示させ、シーア派の人間だけを殺したという。もっともその前にはシーア派がギルギットでスンニー派を殺している。ここ何年間かは、その繰り返しだ。
報道によれば、ギルギットの南100Kmのチラスでも、武装集団がカラコルム・ハイウェイを封鎖、複数のバスに乗車していたシーア派9人をバスから降ろし殺害。他、複数のバスにも放火したと。放火されたバスはシーア派に属するものであったのだろう。
ギルギット市内でもバザールの中心路上で手榴弾が投げられる等、死者・負傷者30人以上と。
今冬からの一連の事件で宗教関係者が警察当局に逮捕されたことが因で、警察当局と宗教関係者の間で衝突が生じ、その影響は各地に広まって銃撃事件も多発という。フンザでも日本人が足止めを喰っており、ギルギットでは外出禁止令が出ている。 ギルギットヘは携帯電話も固定電話も通じず、一時的にはかってのアフガン並みの通信事情というところか。

通信が容易になれば事情がより鮮明になり、宗教に凝り固まった狂信者のシーア派・スンニー派間抗争が全国的に広がる恐れもあり、政府は神経を尖らせるのであろうか。通信不能にしているということは…そういうことだが。

首都イスラマバードは日増しに緑が濃くなり、爽やかで気持ちの良い初夏の風情。スイトピーの花は終り莢が丸々と膨らみ乾いた風に揺れている。日中の外は確かに暑いが日陰は快適、家の中も1階は快適な温度。

救援要請は甘ったれ!!!
2012/4/7(土) 午後 2:31

旧北方地域での治安悪化でギルギットやフンザに計77人の日本人が足止めになっている件で、オバハンの経営する日パ旅行社でも障りがあったのではないかと、何人もからお見舞いを頂いた。皆さま有難うございます〜  お陰さまで日パ旅行社のお客は、ただのお1人も足止めなどという難には遭っておられません。
日本政府はパキスタン政府に6日、「邦人の安全な移送など必要な措置を講じるよう要請した」というが、パキスタン政府にとっては、まったく迷惑な話だわ。

というのも2月からの現地治安の悪化に向け、杏の花満開も近いし、GWも近いことだから北方地域への旅行予定者や、日本の旅行会社などへ通達を出すべきだ!!というオバハンの意見は無視されていたからだ。 オバハンなどは万端注意を怠らず、4月1日にギルギット行きの予定を取りやめたものな。母子センターも新学期だし、子どもたちの顔も見たかったというのに…

最近では治安の悪い国や地域への観光旅行には、『自己責任で行きます』という一筆を取って催行する日本の旅行会社もあるようだが、それならばパキスタン政府に救援だのヘリコプターでの移送だのと要請を出すなと言いたいよ!!!ヘリコプター代金を日本(人)が払ったという話も聞かないし、安全対策に欠け問題を起こす観光会社は決まっているというのに。まったくパキスタン政府にとっては迷惑千万!!!!
日本の外務省は怠慢〜〜〜 自分たちの怠慢のつけをパ政府へ「救援要請」なんて形で出すのはおこがましい!

確かに(カラコルムハイウエーを含め)今のところ旧北方地域での治安は悪い。しかし首都イスラマバードでは数年ぶりにロック・メラ(民族祭り)が催されるし、平静な日々が続いているのも知って欲しいけど。それなのにイスラマバードと北方地域の安全基準が同じって、どういうこと?? 
日本の外務省はどんな現地調査をし、判断をしているのか?? 外務省、怠慢〜〜〜

フンザで足止め77人
2012/4/8(日) 午後 4:17

きょうも、「ギルギットやフンザで足止めを食らっているのが日パ旅行社のお客さまたちではないのか?」と心配をして日本から電話を下さった方々、メールを下さった方々、本当に有難うございます。

パキスタン北部で足止めを余儀なくされている日本人77人。ギルギットからイスラマバードへの移送が難しいとかで日曜日にもかかわらず日本大使館は忙しいようだが、他に騒いでいる大使館はないようだ。(日本人以外の観光客は数えるほどらしい)
パキスタン政府にある民間のヘリコプターは某NGOが保留する1つだけで、他はすべてが軍用ヘリコプターだ。 ネパールのように金さえ出せば気軽にヘリコプターや軽飛行機が借りられ、飛ばせるというものではない。 夏場の山岳事故で生死にかかわる時ですら(事故に備えて前金を何千ドルも軍へ払い込んであっても)、好天でないとヘリは飛んでくれない。 観光客達は緊急時への対応として「無料」で運んで貰うのだ。  「自己責任で行きます」と一筆入れての観光旅行、現地でホテルにいる限り身体への危険はない筈。騒がず文句を言わずに状況の落ち着きを待つべきだ。

おまけに印パ国境最東北部のシアチェン氷河で昨朝、雪崩が発生し現地に駐留するパキスタン軍部隊の詰め所がのみ込まれ、135人もの兵士が生き埋めになったというではないの。 こちらは軍務で悪条件の高所に留まっていた民間人11人を含めた135人の犠牲者だ。当然何人もの生存者もいるだろう。6000mもの高所で救助を待っている兵士もいるのだと思うから、1分でも早く救出して貰いたいと念じるが、シアチェン氷河付近も天候が悪くて作業が進んでいないという。

昨日はギルギットヘ固定電話が通じた。現地状況はイマイチで母子センターも閉まったままだ。
オバハンのPCは立ち上げに20〜30分もかかる。なかなかエネルギーを必要とするがオバハン自身の命に関わることではないので不平不満を言わず、じっと我慢をしている。

思考回路はパキスタン人
2012/4/9(月) 午後 0:58

パキスタン政府派遣の軍用機C130でギルギットなどで足止めされていた日本人77人と、国境貿易や工事等の仕事で滞在していた中国人、観光中の韓国人とタイ人(たぶん宝石の原石買い付けだろう)約40人が昨日の午後イスラマバード(軍)空港へ帰着した。やれやれ人騒がせな旅行者たちだわ……
とにかく、オバハン自身は「自己責任で行きます」という一筆を旅行会社に入れて参加したことに拘っている。
日本大使館(外務省)は邦人保護の目的を達し安堵したかもしれないが、その前に団体旅行を催行する会社等に対して、「やるべきこと」があったろうと思う。

パキスタン最北東部シアチェン氷河での雪崩の現場には、軍の統合参謀総長キアニが到着、一人でも多く救助するべく指揮を取っていると。過酷な軍務に就いていた兵士たちの一人でも多くが何とか助かって欲しい。  
「敵国インドが雪崩を起こすべく、基地の上部尾根になんぞ仕掛けたのではないかいなぁ〜」というオバハンの呟きに、息子が「アンタの頭の中は、ホンマにパキスタン人と一緒やなぁ〜」と呆れた。いまさら何を言うか!オバハンの思考回路は正真正銘、パキスタン人でございますル!!

さて本日は数年ぶりで開催の民族祭へ行って参ります〜  首都に暮らしていると本当のパキスタンが見られない。オバハンが心から愛するパキスタンを、息子の小さな娘たちに見せてやりたいと思う。

 朝からラワルピンディーのバスターミナルで、ひたすらギルギット行きのマイクロバスを待った。やっと昼過ぎに出発。カラコルム・ハイウェイを登っていくが、途中で乗降を繰り返す。カラコルムハイウェイは、支那がインドに敵対するためにパキスタンに援助して作り上げた地政学的な要路で、インダス河のV字谷に無理やり刻んで作ったメイド・イン・シナの未舗装道路で、インダス河まて数百mの断崖を走っていく。舗装部もあるが、なにしろ土砂崩れや氷河が道を横切ったりで、全舗装とはいかない。よく車輛が滑落するが、事故が起きると助からない。インダス河に落ち込んだら、死体も回収できないそうだ。とにかく、こういう極限地帯には行ってみないとわからない。昔から、ムジャヒディンが暴れまくったり、生き埋め事故があったカシミールでは、パキスタンが核武装するまではインドと戦闘状態だった。ギルギット・バルティスタン州はテロが多発したり、実質、アフガンゲリラの占領地域もある。
 走る満員のポンコツマイクロバスは唸りを上げて砂利道を走った。下を見ると、はるか数百m下にインダス河の濁流が渦を巻いている。命を懸けたジェットコースターというのがふさわしい。
 途中、何度も軍隊の検問で、旅行客は1人だけで、後は住民だったので、パスポートチェックの度にマイクロバスを降りてパスポートを見せた。ギルギットに着いたのは、何と午前4時。終点の市場らしき所には誰もいない。宿なんか決めてなかったので、とにかくPTDCに行くことにして、真っ暗で野犬が吠え掛かってきて、ホテルに転がり込んだ。とにかく眠いので眠り込んだ。翌朝、目が覚めて外を見ると、ギルギットは周りの山のために、高山なんか見えない。ここの売店に、仮面ライダーの藤岡弘のサインがあった。
 公共機関のバスを使っていると、時刻表なんかあってないみたいなもんだから、PTDCでジープを1人でチャーターした。これでカラコルムハイウェイを走り、フンザからクンジュラブ峠を1週間かけて周り、南に下がって、ナンガパルパットの北をインダス河の本流を遡った。砂漠を走り抜けたり、シャングリラというガンジス河の流れがゆるやかな桃源郷を抜けたところがスカルドゥである。ここを基点にデオサイ高原やカプルー、K2に続くバルトロ氷河、フーシェ谷を回っていた。カプルーには何と日本人がHotel K7 Khapluという宿まであり、小さな娘と住んでいた。

http://karakorum-k1.com/khaplu.html

白きたおやかな峰 (河出文庫) [文庫] / 北 杜夫 (著); 河出書房新社 (刊)白きたおやかな峰・天井裏の子供たち (1976年) (北杜夫全集〈5〉) [−] / 北 杜夫...K2 非情の頂―5人の女性サミッターの生と死 [単行本] / ジェニファー ジョーダン (著); 山と溪谷社 (刊)
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