ニュージーランドが北北東に領有したケルマディック諸島とボルネオ、セレベス、ニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ、フィジー東南東の線の交点に位置するのがトンガ王国で、人口の74%は首都ヌクアロファ(Nukuʻalofa)のあるトンガタプ島(Tongatapu)に居住している。
トンガの歴史
12世紀までに、トンガ人とトンガの大酋長=Tu'i Tonga(神聖王)の存在は、ニウエからティコピア島まで知れ渡っていた。
15世紀と17世紀には、内戦が勃発し、この時期の1616(元和02)年、ヨーロッパ人として初めてオランダ人のウィレム・スホーテン (Willem Schouten))とヤコブ・ルメール((Jacob Le Maire) がトンガにやって来た。ジェームズ・クックは、1773(安永02)年、1774(安永03)年、1777(安永06)年に、また最初のロンドンの使節は1797(寛政09)年、メソジストのウォルター・ローリーは1822(文政05年)に来航。ジェームズ・クックの来航は、トンガがイギリスの保護国として組み入れられる第一歩である。
「トゥイ・カノクポル(Tu'i Kanokupolu)」という「首長」の称号を持つ家系の子孫であるタウファアハウ(Taufa'ahau)により、ポリネシア人の王国として1845(弘化02)年に統一された。彼は、首長の称号の Tu'i Kanokupolu(トゥイ・カノクポル)を持っていたが、伝統的な信仰を捨て、プロテスタントの洗礼を受け、キリスト教へ改宗。洗礼名「ジョージ王((King George)」。トンガでは島にポリネシア人が入植した遥か昔から連綿と続いてきた神聖王 (トゥイ・トンガ)の家系が伝統的な権威として存続し、その末裔の39代目のトゥイ・トンガが、ラウフィリトンガ (Laufilitonga) 。ラフィリトンガはカトリックへ改宗し、カトリック勢力から銃器の供給を受け、最初はジョージ王に対して優勢に戦いを進めた。しかし、ジョージ王はプロテスタント勢力(メソジスト)からラフィリトンガを遥かに上回る量の銃器を入手し、血みどろの抗争の末にラウフィリトンガを破り、この結果、有名無実と化していた神聖王(トゥイ・トンガ)は滅亡し、ジョージ王として新王朝を開いた。こうして、トンガの聖俗二重王権構造(神聖王としてのトゥイ・トンガ王朝と首長として実権を握るトゥイ・カノクポル王朝)の構造は終った。
1875(明治08)年に、使節のシャーリー・ベーカー (Shirley Baker) により憲法が制定された。日本の大日本帝国憲法(1889(明治22)年よりも早い。現在の憲法もこの当時の改定憲法である。法典を整備し、トンガを立憲君主国として宣言した。奴隷を解放し、また法典、土地保有、出版の自由を大事なものとして扱い、そして首長(国王)の権力を制限した。 1900(明治33)年にトンガは、友好条約の下でイギリスの保護領となった。その時、ヨーロッパ人の植民者とライバルのトンガの首長は2代目の王を追放しようとしていた。友好条約と保護領化は、3代目の君主のサローテ・トゥポウ3世(サローテ女王)が亡くなる前に結ばれた条約の下で行われ、1970(昭和45)年まで続いた。トンガは1970(昭和45)年にイギリス連邦に参加し、1999(平成11)年には国際連合に参加。植民地化の波に晒されたにも関わらず、トンガはたまたま現地人の自治が続き。このことは太平洋の国では珍しいことで、彼らの誇りとなっている。

日本の害務省、国際協力機構(JICA)は、アジアやアフリカ、太平洋の国々に無償援助や有償援助(といっても踏み倒された事例が多い)で空港、港湾、高速道路などを、増税に次ぐ増税で搾り上げた日本国民の血税で行い、土人国の有力者の賄賂に消え、政治的不安定を助長している。しかもどこの国でも自国企業を使うのだが、紐付きという批判を異常に嫌い、敵国の朝鮮や支那の企業を使い、できた施設は、世界の悪魔の支那に利用されている。東アジアは北京空港、上海空港、ハノイ空港、サイゴン空港、ジャカルタ空港、プノンペン空港、ウィエンチャン空港、スワンナプーム空港、‥‥と首都から地方まで日本の国富を棄て、敵国支那の侵略に役立てるATMと化している。しかも一部の敵性国では日本の援助を隠され、その国の国民には感謝もされていない。
移民党がこの77年行ってきた在日や穢多、ザイヌのばら撒き構造と同じで、日本国民の血税を世界の悪魔のために供している。
2001(平成13)年01月、ウルカララ王子が首相に就任。2002(平成14)年02月、政権に批判的な新聞への強権を行使するトンガ政府へニュージーランドが警告を発した。2003(平成15)年、政府と議会は反政府的な新聞の排除を企図して新聞条例を可決。首都ヌクアロファで大規模デモ。これを憂慮したニュージーランドが開発援助の見直しを示唆したが、新聞条例は施行。
2004(平成16)年05月、国営航空会社ロイヤル・トンガ・エアライン倒産。観光業に打撃を受けて経済不況に突入。また国内線立て直しでツポウトア王太子の経営する航空会社へ独占的に運行権を認めるかどうかでウルカララ内閣は対立し、解任されたエドワーズ副首相代行(元警察大臣)ら3名が民主派へ合流した。2005(平成17)年01月、王太子経営の電力会社の料金値上げに対し、値下げと国王退位を求めるデモが起った。国王批判までに民主化運動が激化。07月 公務員によるストライキが発生。以後デモや放火事件、ストライキが散発的に発生。10月、民主化運動に対し、議会はツポウトア皇太子のいとこ・トゥイペレハケ王子を委員長として政治改革国民委員会を創設。政府による政治改革プラン策定に動いた。2006(平成18)年02月、首相のウルカララ王子(タウファアハウ・トゥポウ4世の三男)が辞任。国王後継を争う第1王子ツポウトア王太子の圧力があった。後任は初の改革派民選首相となるフェレティ・セベレ。
07月05日夜 アメリカ合衆国カリフォルニア州の高速道路で、18歳の少女が運転する車が暴走し、同国のトンガ人部落に向かっていたトゥイペレハケ王子夫妻と王室関係者が乗る車に激突。暴走車を運転していた少女は無事だったが、トゥイペレハケ王子、カイマナ妃、運転手他同乗の2名の王室関係者が死亡。王子は王族出身ながら民主化促進の立場で、民主化運動による国内対立を仲介を期待できる唯一の人物と見られていた。
09月 タウファアハウ・トゥポウ4世が89歳で死去。第1王子のツポウトア王太子が王位を継承し、ジョージ・トゥポウ5世。11月16日 改革案が閣議で可決されるもデモ隊の一部が暴徒と化し暴動に発展した。死者7名。(ヌクアロファ事件)11月17日 ジョージ・トゥポウ5世は戒厳令を発令。鎮圧の為にオーストラリアとニュージーランドに軍の派遣を要請した。2007(平成22)年01月 ヌクアロファ事件の扇動罪でポヒヴァやエドワーズを含む5名の民選議員が逮捕、起訴された。
2007(平成19)年04月、戒厳令一部解除、首都では継続。2008(平成20)年08月、動乱により延期されていたジョージ・トゥポウ5世の戴冠式が挙行された。2009(平成21)年05月 ヌクアロファ事件の扇動罪で起訴されていた民選議員が無罪となった。エドワーズ議員のみ裁判が延期され、2010(平成22)年に取下げた。12月 民選派は政府に融和的になったポヒヴァへの反発で結束が緩み、トゥイヴァカノ貴族院議員が首相に就任した。
2012(平成24)年03月、ジョージ・トゥポウ5世死去し、トゥポウトア・ラバカ王太子(前述の元首相ウルカララ王子)がトゥポウ6世として即位。2014(平成26)年11月、アキリシ・ポヒヴァが首相に就任。2015(平成27)年07月04日 トゥポウ6世の戴冠式を挙行。
アメリカの独立記念日に合わせたのか。恥ずかしい英国人風名前と言い、国旗と言い、土人国トンガの現在を表している。

南太平洋のトンガに伴天連教徒のこの間抜けな旗は、王室および大半の国民はプロテスタントのメソジスト派に帰依しており、キリストの血の色である赤で十字架を現していた。のちの1864(元治01)年に制定された赤十字旗が酷似していたため変更を余儀なくされ、1875(明治08)年に現在の国旗が制定された。
この30年来、日米欧の援助や資金、技術を盗んで血膨れした暴虐支那の侵略が進んでいる。
選挙制度改革を経てトンガで民主化が進んだのは2010(平成22)年で、首相のポヒヴァは民主化運動のリーダーだった。一方、今も大きな影響力を持つ王室は支那との関係が深く、「トンガ支那友好協会」の会長を王女。支那からトンガへの援助は2006(平成18)年から2016(平成26)年までで総額約1億7200万USドル(豪ロウィー研究所推計)に上る。無償援助もあるが、長期の低金利融資も多い。IMF(国際通貨基金)などによると、対外債務は今や国のGDPの半分近くに上るが、大半が支那からの借金。首相は、その元本の返済が始まる。
商売では今や支那人が卸売りや小売りの8割以上を独占し、ヴァヴァウの中心街に並ぶ日用品店を切り盛りしているのは、ほとんどが支那系。昔はトンガ人経営の店もあったが、ここにはほとんどなくなった。首相の言葉は俺たちの実感そのもの。2006(平成18)年に首都で暴動が起き、支那系の店が焼かれた。トンガに暮らす「支那人」は数千人で人口の3〜5%というが実態はつかめない。
首都ヌクアロファでは、海岸通りに聳えるのは完成したばかりの政府合同庁舎で、支那が無償で建設し、首相府や財務省などが入る。玄関に「チャイナ・エイド 支那援助」と記されたプレートが光る。その向こうには、巨大なモニュメントが立つ「ブナ埠頭」。支那が全額を低金利融資し2012(平成24)年に完成したこの埠頭は大型客船とともに軍艦も入港できる大きさと深さをもつ。
同じ海岸の東側では、日本が33億円を無償で援助し、国内輸送船用の埠頭を新設。豪州、ニュージーランド……。道路や施設のあちこちに支援した国名を書いた表示があり、「大国」の視線を集める太平洋の姿を示していた。
太平洋の島国に対する支那の存在感は経済援助を通じて急速に増している。先進国の場合、経済協力開発機構(OECD)の原則に沿って、所得水準や返済能力によって融資できるかを決めるが、支那にはそうした制約はない。豪に拠点を置くロウィー研究所は独自の調査で、支那の2006(平成18)年からの10年間の援助額を17億8千万USドル(約2千億円)と推計。1位の豪州(77億USドル)で、支那は、2位の米国に迫る額。当然、各国の債務は嵩み返済帳消しや期限延長の交渉をせざるを得ない。ロウィー研究所の調査した援助は支那を承認した国が対象だが、支那の謀略は国交のない国々でも観光客や民間投資という形で侵略が進んでいる。

贈与とふるまいの人類学: トンガ王国の〈経済〉実践 - 夏子, 比嘉
フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ(トンガ語: Hunga Tonga-Hunga Haʻapai)
フンガ・トンガ島とフンガ・ハアパイ島はハアパイ諸島の一部で[6]約1.6kmの距離、それぞれの長さが約2kmで主に安山岩で構成されている。1616年(元和02)にオランダ人のウィレム・スホーテンとヤコブ・ルメールが見て、1777年(安永06)に、イギリス人、ジェームズ・クックはハアパイ諸島を数度訪れた。 2009(平成21)年のトンガ海底火山噴火により出現した海底火山が、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ海底火山である。
2009(平成21)年03月16日、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ近くの海底火山噴火により蒸気、煙、軽石、灰が海上数千フィートに吹きあがった。03月21日、トンガの地質学者ケレピ・マフィ(Kelepi Mafi)は溶岩と灰が無人島のフンガ・ハアパイ島と沖合約100mの場所から吹き出ていると報告。噴火によりこの2箇所の隙間が埋まり、数百uの面積がある新しい土地を作り出した。噴火によりフンガ・ハアパイ島が灰に覆われて荒廃、植物と動物が全滅した。この噴火は世界中から注目を集め、2009(平成21)年のテレビ番組「アングリー・プラネット」でも言及された。
2014(平成26)年11月から12月にかけて、トンガ北部で火山活動と一連の地震がおこり、火山活動が再び活発になった。12月19日、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイで噴火が起こり、現地の漁師が海底火山から白い蒸気の柱が昇っていると目撃談。12月29日に撮影された衛星画像では煙や灰が吹き出て、海水の色が変わっている(水面下で煙と灰が噴出したか、噴火が海底にも影響を与えたためとされる)など噴火が続いていることを示した。噴火は2015(平成27)年に入っても続き、01月06日には火山灰による雲が上空3kmまで舞い上がった[。01月11日、火山灰が上空9kmに舞い上がり、12日にはニュージーランド航空の飛行機がサモアに転じることを余儀なくされ、ほかのニュージーランドとトンガ間の国際便が欠航。13日にも火山灰が上空4.5kmに舞い上がったほか、大量の窒素とリンが海底に放出されたため、藻類が大量発生して赤潮が発生した。2009(平成21)年の噴火と同様、火口はフンガ・ハアパイ島と沖合約100mの2箇所。大きな岩と湿っていて密集した灰が放出され400mの高さに舞い上がった。01月16日には噴火により新しい島が形成し、トンガ当局は新しい島が長さ2km、幅1km、最高点100mと概算。地質学者は新しい島が数ヶ月で腐食により消えると予想し、新しい島の周辺約10kmで灰と酸性雨が降りしきり、フンガ・トンガ島もフンガ・ハアパイ島も植物が全滅した。蒸気雲が上空1kmまで舞い上がるなど噴火が続く中、火山と航空の専門家が飛行機への危険がなくなったと判断したため、トンガへの国際便が01月16日に再開。01月19日にトンガとニュージーランドから火山を訪れた地質学者によると、噴火がそれまでの24時間内では沈静化したという。また、噴火がほぼ全て新しい島にある火口からきていることが判明したほか、蒸気雲が7から10kmに上り、火山灰や岩が200から300mの高さに上った。マグマが海面に当たって蒸気爆発を起こし、また周辺にはときどき火山ガスの臭いがしたという。トンガ当局は島周辺に直径20kmの地域の立ち入りを禁じ、旅行者が岩、火山灰、酸性雨の影響を受けないようにした。トンガ当局は、火口から新しいガス、火山灰、岩が吹き出ていないことを観測すると、01月26日に噴火の終結を宣言。この時点で新しい島は長さ2km、幅1〜2km、最高点120mに成長した。新しい島はフンガ・ハアパイ島とつながり、フンガ・トンガ島とも約200mしか離れていなかった。新しい島を訪れた現地民によると、海鳥が島で巣を作るようになった。
フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイの大半を構成する火山灰が周辺の暖かい海水と化学反応を起こし、灰よりはるかに硬い岩に変わったため、火山学者は島が浸食されるのではなく数十年間残ると予想するようになった。これにより、2017(平成29)年までの150年間で形成された火山島が数ヶ月以上存在する例として3例目。NASAのゴダード宇宙飛行センターの科学者は、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイを火星の火山の形を研究するためのモデルとして使用した。2017(平成29)年12月の記事によると、NASAの科学者はフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイの腐食パターンが火星における似たような地形でのパターンと似ていると結論付け、昔の火星が水で覆われたものの水がすぐに退いたと考えた。なお、フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイと火星の火山地形の類似点を引き続き研究する必要がある。2018(平成30)年10月に島を訪れた科学者は、島の表面が砂利、泥と植物で覆われていることと、多くの鳥類が住んでいることを発見。また雨により島の侵食が予想以上に進んでいることが判明。
2021(令和03)年12月20日に再び噴火し、首都ヌクアロファからも見えるほどの巨大な噴煙が立ち上った。ニュージーランドの航空路火山灰情報センター(ウェリントン)は航空会社に対し、航空路火山灰情報を発表。爆発音は170km(110マイル)離れた地点でも聞こえたと報じられた。最初の噴火は12月21日午前02時まで続いた。その後も活動は継続し、12月25日に撮影された衛星画像では、島の面積が拡大したことが確認された。
火山活動は2022(令和04)01月05日には一旦弱まったが、01月13日に高度17 km(55000 ft)にも達する火山灰雲を大気中に放出して活動を再開。続いて、政府当局は津波警報を発令。01月15日、再び激しい噴火を起こし、前年12月20日の噴火よりも約7倍強かったと見られている。噴火に伴う轟音は、トンガ国内のみならず、火山から500km以上離れたフィジーや、さらに遠く離れたニュージーランドとオーストラリアでも聞こえたとの報告が多数ある。噴火の爆発により、窓ガラスが粉々に割れるなどの建物被害が出たと報道されている。トンガの気象当局は、17時30分すぎに津波警報を発令し、その後、同国の沿岸地域に津波が押し寄せた。首都ヌクアロファでは3.9 ft(1.2 m)の津波が観測され、アメリカ領サモアでも2.0 ft(0.61 m)の津波が観測された[。津波は太平洋を渡り、ニュージーランドの北島、日本の太平洋沿岸の広い範囲(北海道から沖縄まで、アメリカ西海岸、陸地も超えたカリブ海のプエルトリコでも空振と潮位変化が観測された。
フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイは、900〜1000年おきに大規模噴火を起こしており、前回の大規模噴火は西暦1100年頃であることから、報道では「1000年に1度の大噴火」と表現されている。この噴火により島はほぼ消滅したと見られている。
支那に媚びる土人国トンガに対する、天の怒り、地の滾りである。
トンガ沖大規模噴火 日本や米西海岸でも津波観測
https://www.afpbb.com/articles/-/3385374
南太平洋のトンガ沖で15日、大規模な海底火山の噴火が起き、トンガや日本の太平洋沿岸、米西海岸で津波が観測された。
噴火したのはトンガ首都ヌクアロファの北約65キロの地点にある火山「フンガトンガ・フンガハアパイ(Hunga Tonga-Hunga Ha'apai)」。衛星画像には、巨大な噴煙が上がり、衝撃波が広がる様子が捉えられていた。
オーストラリアの気象局(Bureau of Meteorology)によると、ヌクアロファでは1.2メートルの津波が観測された。
トンガの人々は高台に急いで避難した。住民のメレ・タウファ(Mere Taufa)さんはニュースサイト「スタッフ(Stuff)」に対し、「非常に大きかった。地面が揺れ、家も揺れた。繰り返し揺れた」と語った。
タウファさんは、揺れの直後に押し寄せた海水に家がのみこまれ、近隣の家の壁が崩れるのを見たと話した。「いたるところで叫び声が上がった。高台へ逃げるよう叫んでいた」
日本の気象庁(JMA)も、太平洋沿岸で津波が観測されたと発表。予想される最大波は3メートルとした。奄美大島では1.2メートルの津波が観測された。
噴火は8分以上続き、1万キロ以上離れた米アラスカ州でも雷鳴がとどろくような音が聞こえたという。

同調高圧力国家日本では、避難に文句を言うのがおかしいと洗脳しているが、本来、改良すべきものをサボり、日本人の命を無視して、殺しているのが明治以来の政権で、平成・令和になり、人と言えない悪魔が増税し国民を支配している。
そもそも日本では平成07(1995)年に淡路阪神大震災が、平成23(2011)年に東北大震災が起きている。その教訓が全く生かされていない。国土狂人化で、利権の大堤防がほんの一部で作られ景観を破壊している。資金を投入して、地下核シェルターや避難交通網やロボットとか、素人でも思いつく施策を一切合切行っていない。
この津波も、8千kmを走った、日本に対する、天の怒り、地の滾りである。
売国奴、吉田茂の流れの狡知会の岸田文雄(64)は、林芳正(60)、茂木敏充(66)の支那工作員を引き連れ、国民のことなど一切考えていないのでおじゃる。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220115/k10013432611000.html
気象庁は、岩手県に出していた津波警報を午前11時20分に津波注意報に切り替えました。引き続き北海道から沖縄にかけての広い範囲で津波注意報が出されています。今後の情報に注意し、津波注意報が解除されるまでは海岸や川の河口付近には近づかないようにしてください。
気象庁によりますと日本時間の15日午後1時10分ごろトンガ諸島の火山島、「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」で大規模な噴火が発生しました。
太平洋津波警報センターなどによりますと、この噴火でトンガで最大で80センチの津波が観測されたということです。
このため気象庁は、日本への津波の影響について一時「被害の心配はない」と発表しましたが、15日夜から潮位の変化が大きくなったことから16日未明に津波警報を鹿児島県の奄美群島とトカラ列島、岩手県に相次いで発表したほか津波注意報を北海道から沖縄にかけての広い範囲に発表しました。
16日以降になって潮位の変化が小さくなったことから、気象庁は午前7時半に奄美群島とトカラ列島の警報を午前11時20分に岩手県の警報をそれぞれ津波注意報に切り替えました。
一方で引き続き北海道から沖縄にかけての広い範囲で津波注意報が出されています。
津波警報が出されていた地域で観測された津波は、いずれも最大で鹿児島県の奄美大島の小湊で15日午後11時55分に1メートル20センチ、岩手県の久慈港で16日午前2時26分に1メートル10センチとなっています。
まだ津波注意報が出されています。
今後の情報に注意し、津波注意報が解除されるまでは海岸や川の河口付近には近づかないようにしてください。
気象衛星画像では噴煙の直径が北海道に匹敵する大きさに
気象庁の気象衛星「ひまわり」の画像では、日本時間の午後1時すぎからトンガ付近で灰色の噴煙が立ち上り、その後、同心円状に広がっていく様子がわかります。
午後3時ごろには直径が300キロ以上と、北海道に匹敵するほどの大きさになっていました。
また、灰色の噴煙のさらに外側では、薄く白っぽい色に見える輪が同心円状に広がる様子もわかり、専門家などによりますと噴火によって発生した衝撃波が広がっていった様子だとみられるということです。
トンガや周辺国で津波を観測
南太平洋のトンガ付近で15日午後、発生した大規模な噴火を受けてトンガの気象当局は津波のおそれがあるとして国の全域に警報を出して警戒を呼びかけたほか、ニュージーランドの当局も沿岸部での潮位の変化に注意するよう呼びかけました。
NOAA=アメリカ海洋大気局によりますと、これまでに最大で、
▽トンガでおよそ80センチ
▽サモアでおよそ60センチ
▽バヌアツでおよそ20センチの津波がそれぞれ観測されたということです。
トンガ当局は、一連の噴火に関する写真や情報を連日、SNSで更新していますが、日本時間の16日午前0時現在、大規模な噴火に関する情報は投稿されていません。
最後の投稿は15日の大規模な噴火の前に行われていて、一連の噴火による火山灰が午前7時20分ごろに確認され、また噴火は10分から15分続いたとしています。
現地で暮らす人たちには潮の流れや火山灰への注意を呼びかけるとともに、硫黄やアンモニアの刺激臭がする場所ではマスクの着用を推奨しています。
トンガ当局が現地時間の15日未明に投稿した一連の噴火とみられる写真からは、海上から灰色混じりの噴煙が激しく立ちのぼっている様子が確認できます。
噴煙は海上から20キロの高さまで達したとしています。
ロイター通信は、ツイッター上にトンガで撮影したとされる動画が投稿され、大きな波が海岸線に押し寄せ、人々が車で逃げようとしているなどと伝えています。
さらにニュージーランドのメディアはトンガの首都ヌクアロファでは押し寄せた波によって浸水した住宅があるほか、車が波に浮いているのを見た住民もいるなどと伝えています。
また、噴火の際の爆発音は2300キロ離れたニュージーランドでも聞こえ、500キロ離れたフィジーでは大きな雷鳴のように聞こえたと伝えています。
一方、周辺国も津波への警戒を呼びかけていて、このうちオーストラリアの当局は最大都市シドニーを含む南東部の沿岸に警報を出して津波への警戒を呼びかけています。
また、アメリカの当局は、西海岸にあるワシントン州とオレゴン州の沿岸に津波のおそれがあるとして注意を呼びかけています。
トンガなどを所管する外務省の大洋州課によりますと、噴火と津波の発生を受けてトンガ在住の日本人の安否や現地の状況について情報収集を進めているということです。
外務省のホームページによりますと、トンガには2020年4月の時点で35人の在留邦人がいるということです。
トンガ 過去にもたびたび噴火
南太平洋のトンガは170を超える島からなる人口10万人余りの国です。
今回、大規模な噴火があったのは「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」と呼ばれる首都のヌクアロファから北に65キロほど離れた場所にある海底火山です。
世界の火山について調査をしているアメリカのスミソニアン自然史博物館のホームページによりますと、「フンガ・トンガ フンガ・ハアパイ」は、過去の噴火によって陥没した海底カルデラの縁にある2つの火山島の名称で、このうち「フンガ・トンガ」は海抜およそ114メートルだとしています。
過去には、たびたび噴火が起きていて、2014年12月から2015年1月にかけて発生した海底噴火では、2つの島の間に新たな島ができたということです。
去年12月から再び断続的に噴火が発生していました。
トンガ諸島は日本列島と同じ環太平洋火山帯の一部で、多くの海底火山があります。
専門家「海底火山の噴火として過去最大規模か」
火山活動に詳しい東京工業大学の野上健治教授によりますと、今回噴火が発生したトンガの北の海域は、数年前にも噴火で新しい島ができるなど、海底火山による活動が活発な地域だということです。
今回の噴火について、野上教授は「人工衛星の画像を見ると、噴煙は非常に高い上、広がりは複数の島を覆ってしまうほどで海域で起こった火山の噴火では過去最大規模の噴火が起きているとみられる」と指摘しています。
津波は爆発的噴火のエネルギーによって発生した可能性があるとしたうえで、「噴火が発生した場所の周辺では変色水が広がっていることから今後も火山活動がしばらく続くおそれがある。津波の発生には今後も注意が必要で、特に、湾のように入り組んだ地形のところでは津波が高くなるおそれがあるので一層注意が必要だ。海域は障害物がないため、高温の火山灰や火山ガスが流れ下る『火砕サージ』が1キロかそれ以上到達するおそれがある。船舶などは絶対に近寄らないことが必要だ」と話しています。
トンガでの火山噴火による衝撃波か 日本各地で急激な気圧変化
https://weathernews.jp/s/topics/202201/150195/
今日15日(土)の20時から21時過ぎにかけて、日本全国で一時的な気圧変化が見られました。火山島フンガトンガ・フンガハアパイが午後に噴火した時の衝撃波が到達した可能性があります。
日本の南東側から気圧が変化
気圧変化は関東や伊豆諸島など日本列島の南東側から始まりました。
ウェザーニュースが独自に全国3000箇所に設置している観測機、ソラテナによる気圧変化を見ると、一旦は気圧の上昇(赤色の表示)が起きた後、すぐに気圧の下降(青色の表示)が起こり、同心円状に伝搬している様子が現れています。概ね2hPa程度の変化です。
これは衝撃波に特有の加圧(気圧上昇)→減圧(気圧下降)を捉えていると推定されます。
今回の衝撃波によって何らかの影響が出ることはないとみられますが、今回の火山噴火の規模が大きいことを示す現象です。

日本近海における海底火山の噴火 - 小坂 丈予