2010年02月06日

冥王星の観測からわかる地球の現実


 少年時代から大学受験までは、さだまさしの歌(なれもしないのに揶揄しているところが実に馬鹿な歌だが)にもあるが、天文学者になるのが第1目標だった。中学に入学して地学部に入り、天文班に所属した。3年の先輩が2人居たが、翌年には、地学部には入っても、天文班に1年が1人も入らず、何と天文班は1人になってしまった。その上、指導の理科教諭の女は、地学部なのに、どうい訳か、掛け持ちをしている生物部に女子を連れて行ってしまい、男は地質班で露頭の観察に行って普段はいない。第3理科室の準備室に1人という状況になって、夜以外は基本的に出番はない(毎回水星の太陽面横断もない)ので、天体望遠鏡のファインダーの調整と称して、ちょうど1kmほど先が大学のテニスコートで、近くの風景(笑)ばかり見ていた。

 とにかく、人間や社会に全く役に立たないことを生業として、生きていくのが夢であり、宮澤賢治の末尾のような「ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ」というのが理想である。現在もこのことは変わらない。

アメニモマケズ(原文)
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
北ニケンクワヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

   南無無邊行菩薩
  南無上行菩薩
 南無多寳如来
南 無 妙 法 蓮 華 経
 南無釈迦牟尼佛
  南無浄行菩薩
   南無安立行菩薩

 下のサイトを読むと、NASAがハッブル宇宙望遠鏡で2002年〜2003年に撮影された冥王星の最新の画像を公開。「冥王星の輝きが数年前よりも著しく赤みを増した。」と発表した。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した384枚のわずか数ピクセルの画像を組み合わせて、画像処理をするために、20台のコンピューターを並行処理をさせて(おそらくPC)、4年の歳月を費やした。蓮舫とかいう反日支那女が「世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのですか。」と発言し、次世代スーパーコンピューターへの予算編成削減を図ったことが思い出される。この4年の期間も世界最速のスーパーコンピューターを用いれば、かなり短くなるだろう。もし、天体が地球に衝突する軌道を進んでいて、4年もかかったのでは、地球文明の危機に対処できない。リアルタイムでなければならないだろう。地球文明が滅亡するとき、2位でも良かったと言い張るのだろうか?

 2006年8月24日に準惑星に貶められた冥王星だが、大気は窒素(90%)、メタン(10%)、一酸化炭素で、1988年の観測値では44K、0.15Pa(1.5μatm)。冥王星は1988年よりも太陽から遠ざかっており、従って冥王星はより気温が下がり大気濃度も減少しているはずなのに、驚くべきことに大気圧は従来の2倍の0.3Pa(3μatm)に上昇している。現在の有力な仮説は、冥王星の南極が1987年に120年ぶりに影から出たため、窒素が余分に極冠から昇華したという説がある。しかし、画像のように暗赤色の大気は、太陽から飛来した紫外線が大気のメタンの化学結合を破壊して炭素の豊富な地表になっているためと考えられる。すなわち、近年太陽活動が活発であることの証左であり、クライムゲート事件もあるが、近年のわずかな地球温暖化は、大気中のCOの増加が原因ではないとも結論づけられるのである。

 初めて冥王星を訪れる探査機は、2006年01月19日に打ち上げられたNASAのニュー・ホライズンズである。探査機は木星の重力によりスイングバイを行い、2015年07月14日に冥王星に最接近する。冥王星の観測は最接近の5ケ月前から始まり、冥王星とすれ違い通り過ぎてからも少なくとも1ケ月間は続く予定。このニュー・ホライズンズのための話題作りのための冥王星の画像発表であった。

http://hubblesite.org/newscenter/archive/releases/2010/06/full/

さだまさし 「天文学者になればよかった」
posted by cnx at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする